SG〜セカンド〜プライドの価値
[二、始動](1/8)
「ん?ここって…」

白い天井。渇いた空気。そして、病院独特の薬液の匂い。

拓也が突然目覚めたのは『そういう場所』だった。

(確か…)

いつ、どこでこうなったかを思い出そうとして、頭にするどい痛みが走る。


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