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++[第二章](1/10)

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―ｶﾞﾗｯ

｢おっはよー｣





｢おはよ!あゆ｣

今日は朝から不思議なことがよく起こる日だ、と思った。

いつもと変わらない教室に、いつもと変わらない笑顔で挨拶を交わすクラスメイト。

しかし、何かがおかしい。

まず、何故いつもはすぐに挨拶を交わす友人たちが、今日は少し間があった…？

あゆが挨拶をした時、心なしかみんなの動きが止まったように見えた。

…でもその後は普通だったよなぁ。
朝も司は普通通りだったし。

疲れてるのだろうか、あゆはそう思いながら自分の席に着く。

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