お父さん、ごめんなさい。

[記録、そして伝えたい事](1/1)




私、お父さんに謝りたい。
ごめんなさいって。















だって、
私さえ黙っていれば、
父は逮捕されずにすんだから。






私は義理の父から四年間、
性虐待を受けていました。



中学一年の冬から今年の6月まで。
大体計四年。





私の父。

父は面白くて、

一緒に話してると楽しくて、

何より優しかった……



だから私も母なんかより

父の方が好きでした。

いや。

大好きだったんです。



…中一の冬。夜だったでしょうか。



父に私の処女を奪われたのは。


でも。
私は嫌ではなかった。

むしろ私は嬉しかったんです。



皆さん。
よく考えてみてください。

中一の保健。
"好きな人"とのセックスが普通で、
"好きではない人"とのセックスが
普通ではない。

そう教えられてきませんでしたか??




"好き"のベクトルは違えど、
私は父が大好きだった。
大好きな人とのセックス。



だから、
ちっとも嫌ではありませんでした。







そんな私が"おかしい"と思い始めたのは、
中学二年の保健の時間。


けだるい授業の中、
先生はこう言いました。



"家族とセックスをするのは犯罪だ"と。


"恋人以外とのセックスは
あってはならない事
なのだ"と。



でも。

その時にはもう遅かった。



私は性依存症になっていたのだから。




自分がヤりたいだなんて思っているから
断れない。

実際に毎回イかされて
悪い気がしなかった記憶しか
ありません。






中学三年から高校一年にかけてが
一番酷い時期だったと思います。


週5でセックスを
していましたからね、私。


最悪。
二人っきりの車内でも、
セックスを強要されていた位。


強要?

強要ではないな……


だって時々、
私からセックスを求めていましたから。





そんなこんなで高校二年、初夏。


今年の6月中旬に私は、
母と大きな喧嘩をしました。


喧嘩の理由は、
"明らかな携帯料金の多さ"と
"父と何故最近話さなくなったのか"




携帯料金は6万弱。
当時親友(今彼氏)に、
…毎日相談の電話をしたりしていたから。
携帯料金が半端の無く高い事態に
なってしまったんです。



父………
いや、丁度父とも喧嘩して
お互い無視をしてしまっていたので。



"何で私だけこうなるの??
私は悪くない!!!"

そんな感情と共に私は、
"四年間の事、言おうかな"
何故かそう考えが浮かんだんです。









あの時、
母に言わなきゃ良かったのかな…??








翌日の学校帰りにいきなり私は
児童相談所に送られ、



私が何も理解出来ぬまま、
一週間後、
父は逮捕されました。








私は只単に、
父が反省したらそれで良かった。


逮捕なんてして欲しくなかった。



父を尊敬していた。



父が大好きだった。






大好きな人を自分の所為で失った。



お父さん。
ごめんなさい。



お母さんに言って、
ごめんなさい。





お父さん。

お母さんが言ってたよ。

"人を殺した訳じゃないから
すぐ出てこれる"って。





お父さん。
私、お父さんの事、大好きだよ。
血は繋がってなくても、
私、本当のお父さんだと思ってる。




だから、謝る。
本当にごめんなさい。





お父さん。
早く出所される事を祈ってます。


そしてこういう事をするのは、
私で最後にしてください。





お父さん。










大好き。





8.11.2009.
お父さん、ごめんなさい。
著者:クラッシュクラシック




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