聖母と六人の魔物達
25[プロポーズ ](1/4)
ルシファン「明・・・・。」

なっ何が起きたんでしょう?!私・・・ルシファンさん抱きしめられてる!?


明「あっあの、ルシファンさん?」


ルシファン「明・・・好きだよ。誰よりも。」


不意にルシファンは明を抱きしめるのをやめた。

ルシファン「明・・・受けとってくれ。」


そう言ってルシファンさんは、私に黒い羽を1枚渡しました。


明「ルシファンさん、これは?」


ルシファン「それは俺の羽の一部だ。」


明「えっ?!それって大事な物なんじゃ?!」


ルシファン「だからこそ明にあげたんだ。魔物が羽や髪の毛を渡すのは、プロポーズの証なんだよ。」


明「それって・・・。」

ルシファン「さっきも言ったけど、誰よりも明が好きなんだ。俺の・・・正妻として俺と伴に魔界に来て欲しい。返事は何時でもいいから。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

艶魔「明。」


明「艶魔さん。」


艶魔「これを受けとって欲しい。」


明「これって・・・・」


艶魔さんがくれた物は、金色にキラキラ輝く綺麗な物でした。


艶魔「我の髪を編んだブレスレットだ。」


明「これってもしかして、プロポーズですか??」


艶魔「よく知っているな。さては・・・先越されたか。その羽はルシファンの物だな。明に一番初めにプロポーズしたのはルシファンか。」


明「・・・・・・・はい。」

艶魔「返事は直ぐにとは言わん。承諾してくれた暁には、勿論正室として迎え入れよう。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
銀「明。」


明「銀さん。」


銀「これを受けとって欲しいのじゃ。」


明「これは?」


銀「余の尻尾の毛を使って編んだ髪飾りじゃ。余の手作りじゃぞ?・・・・明、余は明を愛している。明を余の后にしたい。」


明「銀さん・・・・。」


銀「直ぐに返事するのは難しいじゃろう。余は待っておるぞ。明。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルフ「明。」


明「ルフさん。」


ルフ「明、モテモテだな。」


ルフは明が手に持っている沢山のプロポーズの品を見て言った。


明「今までこんなモテた事ないので・・・軽くパニックです。」


ルフ「そうか。じゃあ余計パニックになりそうで悪いが・・・受けとってくれないか?・・・俺の尻尾の毛で作ったブレスレット。」


明「・・・はい。」


ルフ「意味は知ってると思うが・・・・明、俺と一緒に魔界に来てくれないか?・・・・俺の妻として。」


明「・・・・・。」


ルフ「返事はいつでもいい。」

チャロアイト「明。」


明「チャロさん。」


チャロアイト「これを受けとって欲しいんだ。」


明「これは・・・?」


チャロアイト「僕の髪の毛を使って作ったんだ。・・・・僕の奥さんになって欲しい。返事はいつでもいいよ。待ってるから。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルビー「明。」


明「ルビーさん。」


ルビー「これ・・・・」

明「これは?」


ルビー「俺の髪の毛で編んだ・・・・指輪。」


明「あの、これは・・・」


ルビー「プっプロポーズだよっ!お前を俺の妃にしたい。不自由な思いはさせない。・・・・返事は遅くてもいい。まっ待ってるからなっ!」




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