泥棒という名のさんたくろーす
05.[おとしゃんという名のさんたくろーす](1/7)
***―――幼稚園前
幼女「おとしゃん、いってきます!」
俺「あ、ああ。いってらっしゃい。」
幼女はパタパタと先生のもとに
かけていき、先生に抱きつく手前で
くるり、と振り返り俺をみて笑った。
そして、先生に抱きついて
幼女「せんしぇー、おはよー!」
と大きな声で挨拶していた。
何故だか、ホッとした俺がいて、
これじゃ本当の父親じゃないかと
自分自身を嘲笑った。
今まで、幼女の幼稚園の送り迎えは
婆さんがやっていたらしく
父親…の俺なのが異常に嬉しいよう。
ママさん方からの視線は少しばかり
きびしいが、其の理由はわからない。
…、。
俺にあるのかも
幼女にあるのかも
婆さんにあるのかも
幼女の本当の父にあるのかも
幼女の母にあるのかも、。
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