沖谷「とりあえず、ぎゅーしよ?」
美月「しない!」
沖谷「んー?」
美月「ちょ、近っ//」
沖谷「美月たんかわいい」
美月「うっさい…!てか近いってば」
沖谷「ぎゅーしたいもん」
美月「したいもんって何歳だよ」
沖谷「ぎゅー…」
子犬のような、きゅるきゅるした瞳で悲しそうに私を見る。
沖谷「したい…」
私、この目に弱い
美月「し…」
が、
美「しつけぇんだよ」
ドゴッ
「ぐはっ」
「この万年お花畑の住人が」
今回は、折れるわけにはいかない。
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