~暗殺教室~妖精と共に
[2章-支配者の時間-](1/2)
それは、急に訪れた。
殺せんせーが『国、英、数、社、理』のハチマキを巻いて分身していた。
殺せんせー「「「さて、始めましょうか」」」
(((....何を?)))
先生曰く、中間テストが迫ってきたから、高速強化テスト勉強をこの時間にするみたい。
先生の分身が1人ずつ、マンツーマンでそれぞれ苦手科目を徹底して復習すると。
で、寺坂だけ『NARUTO』。
苦手科目が複数あるからだと。
殺せんせーはどんどん早くなっている。
国語、7人、数学9人、社会3人、理科4人、英語4人、NARUTO1人。
先生が教えてもらうことをノートに記していたら、先生の顔がぐにゃりと曲がった。
殺せんせー「急に暗殺しないでくださいカルマ君!!それ避けると残像が全部乱れるんです!! 」
渚「意外と繊細なんだ!この分身!」
...へぇ、便乗しよう。
異空間からナイフを2本取り出し、先生に投げる。
殺せんせー「リーナさんも辞めてください!」
「数が無いと無理かぁ...」
前原「でもさぁ、先生、体力持つの?」
殺せんせー「ご心配泣く、一体外で休憩させてますから」
渚「それ、むしろ疲れない!?」
暗殺者にとって厄介なターゲットだが
テストを控えた私たちには心強い先生だ。
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