~暗殺教室~妖精と共に
[2章-集会の時間-](1/6)
GW明けの月曜日。




今日は月イチでの集会だ。



昼休みを返上して。



めんどくさい。


《4時間目》



終了10分前、左の方から食べる音がして見てみると、原さんが早食いをしていた。

...いや、よく見たら先頭に居る前原も食べている。



疑問に思った殺せんせーは磯貝に聞く。

磯貝「ああ、今日月イチの集会なんだ...昼休みを返上してね」


「そうだよ、集会の時は早食いは見逃して」

4時間目終了して食べ終わった人から下山していく。


****




磯貝「急げ。遅れたらどんな嫌がらせ受けるか分からないぞ」

ひなた「前は花壇の清掃だったもんね」

前原「あれはキツかった、花壇が広すぎるんだよ...」

磯貝「お前はほとんどしてなかっただろうに」


前原「なっはは、そうだっけ?」



前の方で会話してるのを聴きながら、私とハルカは木の上をバルクールみたいに飛び移って移動していた。





*****


山の中腹付近にて、蜂が大暴れする事態が起きた。


杉野「誰だよ〜!蜂の巣刺激したの!」

ハルカ「あ、ごめん俺だわ」


...なんか岡島はヤバいことになりながらも全速力で降りていった。


通り過ぎたのを確認して...

【アイスメイク...『ランバート』】

蜂と落石を氷の造形の城壁で留まらす。


蜂に関しては、ランバートを造形すると共に、冷気で凍らせた。


渚「あ、ありがと助かった」


「いいよ、これぐらいしか出来ないし」


イリーナ「ちょ、ちょっとぉ〜……あんた達ぃぃぃ……休憩時間から移動なんて、聞いてないわよ……っ!」

 

桃花「あ、ビッチ先生」

 

磯貝「だらしないなぁ、ビッチ先生」

 

イリーナ「ヒールで走ると倍疲れるのよ!!」

 

...ヒール履かない方がいいんじゃとは言いづらい空気だった。


渚「烏間先生、殺せんせーは?」

烏間「生徒達の前に姿を晒すわけにはいかないからな。旧校舎に待機させている」

 

「...せんせーだけのけ者、とか言ってそうだな」




 

烏間「さ、本校舎までもう少しだ。行くぞ」

 

皆「「「はぁーい……」」」

 



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