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あの日から一週間経った。


彼に連絡しようと思ったけど、
中々できない内に時間が過ぎてしまった。



今日中に連絡しなきゃ。

とぼとぼと思い足取りで
家に帰る。


家のドアを開けると、
見覚えのない男性ものの靴が
目に飛び込んできた。


お客さんかな?


一応挨拶しておいた方が良いのかな。


そっとリビングを覗いた。


え?


リビングにいる両親と目が合う。


「あ、ただいま」


その言葉に両親の反対側に座ってた
藤堂さんが振り返った。


私を見て微笑む。


「こんにちは」


「こんにちは」


私は軽く会釈をする。


「友美もここに座りなさい」


お母さんが自分の隣をさす。


私は藤堂さんの前に腰をおろす。




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