普段の私(1/1)
「あ゙〜だり゙ぃ…」から始まる私の爽やかな一日。
その異様な濁点の多さと不機嫌モロダシの声の低さは某漫画のサメさん並と自負している。
年齢のせいか、はたまた寝汚いせいか、はたまた血圧が医者が体の異常を危険視するレベルでのせいか。
毎朝、寝起きは最悪だ。
「よく寝た〜」とか、どこぞのドラマみたくすっきり起きた記憶なんて、生まれてこのかたない。
毎日、暇さえあれば布団とイチャコラしてたい。布団と結婚したい。一つに溶け合いたい。
つまりはダラダラと好きな時に起きたいわけだ。
しかし、何人たりとも平等に時間は流れるわけで。
渋々愛する布団と一時の別れを余儀なくされる。
あまりに別れを渋ってると母親が部屋に乗り込んでくる。
アンタ、良い年して何時まで寝てるの!早く支度しなさい!
いやいや、良い年だからこそ眠いんですってば。数時間の睡眠じゃ疲れが取れないのよ。
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