君に話しかけられない俺と、先生と。

[見た目チャラいくせに](1/7)























金髪・ピアス・着崩した制服。








いつの間にかこの高校のチャラ男の代名詞と化した俺。





今日も一人で廊下を歩く。












カシャンッ






「あ、す、すみませんでしたっ!」







目の前を歩いてた女は、落とした髪止めを拾おうと振り返ったと同時に俺と目が合うと、慌てたようにそう言って走り去った。










「………。」









何もなかったかのように俺は教室に入って、自分の席に座る。





そしてだらしなく机に突っ伏した。











まぁこんな感じで俺は他の奴らに怖がられてるみたいだけど。









実際は……


















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