蓮のウタ
♪[歪んだ愛情](1/6)
pink moonの調教部屋に入っていった蓮。そこで待っていたのは、衝撃的な事実だった
「名前は?」
男に聞かれ、蓮は迷った
「私は…瑞希さんに連れてこられて…」
店長の知り合いかぁと、男は困った顔をした
「俺のことは好きに呼んでくれ。好きなやつの名前でも何でもいい。」
蓮は迷いながらも、この人なら瑞希のことを色々と知っているかもしれないと思った。
「りん…凛って呼んでもいいですか?」
蓮は、遠い昔に離ればなれになった、弟の名前を口にしていた
「凛ね…で、おまえの名前は?」
蓮は、下を向きながら蓮と呟いた
「俺は凛で、おまえは蓮か。まるで兄弟か双子みたいな名前だな」
蓮はドキッとしたが、とにかく瑞希のことが知りたかった
「とにかく、座りなよ」
蓮は言われるまま、ベッドに座った
- 32 -
前n[*]|[#]次n
⇒しおり挿入
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
[編集]
[←戻る]