AAAと。
[OVER](1/4)
この章は長くなります



OVER 日高Side



カタカタカタ。


家に帰ってパソコンで作詞制作作業をする。


心のどこかで絢ちゃんを考えてる俺がいる。



(はあ、会いてえ)

無意識にそう思ってしまった。


失恋ソングっぽい曲書いてるからだと自分に言い聞かせる。



書き終わった詞を見て無意識に絢ちゃんと重ねる





『交差点の途中で君の声をまた待ちぼうけ』


(あー、わかる。絢ちゃんと初めて会ったその後からずっとそんな感じ)





『思い出はキレイな分それは残酷で残った痛みすらも愛しい特別』

(あー、わかるわかる。)




『君の温もりも誰かのものに...考えるほど狂おしい』


(あー、誰かのものになるなんて考えられねえ)


自分で書いておいて共感したり、ふざけんなって思ったり、感情の動きが激しい。




『誰かの傍にいるの?』

(これはwまんま俺の気持ち。)

まじで無意識で絢ちゃん意識しながら作ってたんだなあって思った。


(これ歌えんのかなあ、ライブとかで。)

(泣きそうだなあ)


そんなこと思ってたら携帯がなった




〜♪



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