三日月の夜に
[すれ違い](37/37)
ぎゅぅーっと抱き締めると
同じ強さで抱き返してくれた。
「愛してる。....愛してるよ。....ごめんね。もう、手放せない。」
耳元で囁くと
「朝陽さん。愛してる。....僕も、です。朝陽さんのこと、手放す気なんてないですからね。」
と言ってくれた。
いっぱいいっぱいキスをして。
幸せすぎて。
好きだと思う気持ちと同時に
もっとなつめくんを感じたくて。
「ね?もう一回....」
と硬さを取り戻しつつある自身で
中を刺激すれば。
「ぁっ....ぇ?....」
と戸惑いつつも抱きついて応えてくれた。
一度ずるりと抜いて。
その刺激に震えるなつめくんを
可愛いと思いながらゴムを取り替えて
もう一度なつめくんの中に潜り込んだ。
たっぷり愛し合った後シャワーを浴びて。
ベッドへと戻る。
まだお昼だけど二人とも寝不足で。
抱き締めあったまま眠りにつくことにした。
うとうとしていると、
「そうだ。明日のケーキ。買ってくるって言ってたけど、一緒に買いに行きましょうね?」
と誘ってくれて、それにキスと共に
「うん。一緒に行こう。明日は外でデートして帰りにケーキ買おうか。」
と提案すると微笑んでくれた。
そのまま二人で眠りについた。
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