僕の彼女はマドンナ。
[第1章](1/10)
4月20日 天気:晴れ
1年生の12月24日に付き合えて、(ロマンチックでしょ?)
あっという間に4カ月がたって、
あっという間に2年生になった訳で。
ようやく新しいクラスに慣れてきて、
たくさんのおまじないをしたお陰か
新しいクラスには僕の彼女こと、
やえちゃんがいた。
(ちなみにこれで2年連続同じクラス。)
まぁマドンナでほとんどの人がやえちゃんのことを知ってるから、
付き合ってることくらい、
そりゃぁほとんどの人が知ってる訳で、
初めの頃はすんごいからかわれてたんだけども、
今じゃほとんどなくなってきた。
全く話が変わるんだけども、
僕には毎朝やってることがある。
「ふぁぁぁあ〜あ。」
まだしっかり覚めない頭でも、
もうミスを起こさない。
その名も目覚ましLINE。
[起きなさい。]
完璧なやえちゃんの僕の知ってる唯一の弱点。
やえちゃんはあんな完璧でも、
とっても朝が弱い。
あぁもう本当可愛い…じゃなくて。
遅刻しない日が珍しくなっているやえちゃんに僕はほとんど毎朝LINEを送る。
まぁほとんど既読はすぐつかない。
はぁ、またやえちゃん遅刻だ。
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