月憐忌憚


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 ◎ 交錯



「なぁ…、お前は自分の名前を知ってるか…?」


男が口を開いた。

僕によく似ている顔というよりもそっくりな顔をした男だった。


「自分の名前……?そんなの知ってるに………」


そこでふと気付いた。
僕自身の名前をまったく覚えてないことに……。


「え……?は………?」


頭の中がぐちゃぐちゃになる…。

思い出せない。
自分の名前さえも………。










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