復讐の恋
復讐(1/11)
それから僕は先輩の居る大学に入学した。
「柚木、此処にいたのか?」
「何?」
「いや。居たのか?」
「別に捜してないから。」
入学してからひと月。
未だに先輩には会えてない。
会った所で僕なんて覚えてもないだろうけど。
「そうそう。柚木さ、綺麗系男子だって騒がれてんの知ってるか?」
「何それ?てか僕じゃないしね。……偽物が騒がれてもって感じ。」
「……だな。純粋な柚木はもう居ないもんな。」
隣で言った勝利の言葉が胸にグサッと刺さる。
そりゃあ、そうだよ。
僕のままじゃ先輩の目に止まらない。
でも、先輩の恋人みたいな容姿と性格なら止まるかもしれないしね。
それにゾッコンだったのは先輩だったらしいし。
でも、大学に入ってから暫くして二人は別れたらしい。
僕にしてみればチャンス到来だった。
「復讐が終われば戻るから。」
「おう。待ってるぜ!」
ふふっ。
勝利の優しい笑顔が僕を癒してくれる。
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