空は蒼く
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終わりと始まり ((PV:291))
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菜月「そろそろだ。」

大きな壁に寄り掛かった菜月がつぶやく。


「ギーーーガシャン」

隣にある普通のドアの10倍はある大きさのドアが錆び付いた音をたてて開く。

菜月「恵弍ぃ!」

恵弍「菜月!」
菜月は恵弍の胸に飛び込んだ。

恵弍の仲間「おぉおぉ熱いねぇ」
周りにちゃかされながらも菜月は恵弍の胸にうずめた顔を離そうとしない。

徹「じゃあな恵弍、明日こそ俺と飲みに行けよ」

恵弍「わかった。じゃあな」
皆、駐車場にむかって歩きだした。


恵弍「ほら菜月、行くぞ」菜月「うん、」




街の通にある2人の行きつけのレストラン。

いつものように2人は向かいあって座った。

菜月「新メニューおいしいね」
恵弍「そうだな」

2人は新しくできた2種類のメニューを1つずつ頼んだ。


菜月「ねぇ、1口ちょうだい」
恵弍「いいよ。はい、あーん」

菜月「おいしいぃ」

菜月「恵弍もあーん」
ちょっと照れながらも恵弍は口を開いた。

恵弍「おいしい。」



2人とも食べ終わりおしゃべりをしながらコーヒーを飲んでいると、
恵弍「そういえば俺来週出撃なんだ。」
菜月「そうなんだ。」

恵弍「それだけ!!、心配してくれないの!?」
菜月「大丈夫。」
恵弍「なんで??」

菜月「だって恵弍約束したもん、私と結婚して世界一幸せにするって」
恵弍「そうだったな。」
恵弍は先週 菜月に指輪を渡し結婚の約束をした。





菜月「ぬいぐるみありがとね、」
恵弍「楽勝楽勝。」

あの後2人はゲームセンターに行き、その後恵弍が菜月を家まで送ってきていた。
菜月「ねぇ、いつものして」
菜月は恵弍に抱きついて言った。


恵弍「...うん」
恵弍は恥ずかしがりながら菜月の唇に優しくキスをした。
菜月「じゃああとでメールするね、」
恵弍「わかった。じゃあな」
菜月「じゃあね」
菜月が家に入っていったのを確認し、恵弍は車に乗った。

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