俺の彼女は…
それは突然に(1/8)
要へのプロポーズから1年
俺たちは今までと変わらない生活を送っていた
けど、その生活はある時を境に
一変する
「敦郎、電話だぞ」
オーナーの呼びかけに仕事の手を休め受話器を受け取る
店に電話なんて、誰だ?
「代わりました、山下です」
『…ボンジュー、アツロウ』
「エヴー アラン?」
『ウィ』
電話の相手は留学先でお世話になった店のオーナーだった
突然、電話してきた理由は…
『またフランスに来ないか?俺の知り合いにアツロウの事を話したら是非面倒をみたい』
とのこと
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