氷渡くんの苦悩なる日々


☆特別? (1/19)










こんにちは、こんばんは。
はたまた、おはようございます。

氷渡将志です。



水樹は相変わらず、クソガキで。

でも、あの可愛い弱点を手に入れた僕は、生意気に反抗された時に使って虐め返している。

もちろん二人きりの時だけだが。


これ以上、他の人間に知られたくないし、
出来れば僕だけの秘密であって欲しかった。
今更、仕方ない事だが。

広まらない事を願うだけだ。





僕にとって、水樹葵という存在は特別なのだろうか。
『友達』だと思う。

ただ、可愛くて仕方ないと思う時もある。




そして、水樹にとって僕は特別なのか?

やはり『友達』だと思う。
だが、他と対応が違うのは分かる。
この場合、僕は『特別』なのだろうか。





未だに、焦りやもやもやとした感覚をたまに覚えるが、釈然としないまま日常を過ごしている。







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