マジック・ワールド
[決戦](1/40)

「では、昨日に引き続き大会競技を進めて参ります!
はじめに、これまでの成績をご覧いただきましょう!」


最後に会場へ入った私たち。

視線はわずかに痛かった。

でも応援の声は昨日より大きくて、とても温かかった。

モニターに順位が出る。


私たちの順位は

…2位?』
『どうなってんだ?』

私は他の選手に視線を向ける。

それぞれ反応は違ってるけど、唯一同じだったのは


「「何で新人が2位なんだ!?」」

私が上位にいることが気にくわないようで、抗議の声を上げた。


まあ、分かりきってることだけど。

「天宮選手は途中棄権もあり、2種目しか出場しませんでしたが、リング・レースでの加点や最も得点の高い種目、スカイレースで1位をとったことで上位に入っています。
他の選手たちも棄権種目が多かったですので、それらもすべて考慮した結果、この順位となっております。」

あれ?司会者も変わってる。

妙に司会者の説明が分け隔てないな〜って思ったよ。

じゃああいつは?と視線を動かすと、前日の司会者は奥村サイドの席に座っていた。

なんだかお叱りを受けてる模様。

とりあえず安心だわ。


「それでは、種目の準備をいたします。しばらくお待ち下さい。」

残りの種目はあと3つ。

さて、どう出るか。

「天宮。」

赤城さんが私のそばを通る。

俺の休憩スペースまで来てくれ。」

そう言い残して。













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