マジック・ワールド
[上空にて](1/4)
空の上は何もなかった。

あるのはどこまでも続く青い空間と真下にある雲だけ。

話ってなんだろう?

誰が私に話しかけてきたんだ?

疑問ならいくらでもある。でも、ひとつだけ分かっていることがある。


声の主は人ではない。


『すまない。こんなところまで連れ出して。』

急に声が聞こえたから私はとっさに振り向いた。


そこには一本の杖が浮かんでいた。


生徒たちが契約していたどの杖とも違う、姿、形。
何より、すでに魔水晶がはめ込まれている。あとはものすごい強い意思、いや、魂を宿している。 こんなの普通はありえないのに


「あなたは誰なの?リフィたちが味方してるから私の敵ではないことは分かるけど。」

杖はゆっくりと話しだす。

『やっぱり、アイツと似てるな。お前は。』

「?」

『いいや、こっちの話だ。気にしないでくれ。それにしても久しぶりだな、リラン。』


「え?どうして私の名前を知ってるの?」


杖がどうしてそんなこと知ってるのか理解できなかった。こいつは何者なんだ?





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