bitter bitter sweet
ビターな女子会(5/5)


奪うったって、どうしたら良いんだろう。
好きになってから三年。セフレみたいになって一年。

好きになってもらうには十分な時間があったはず。

一体私に何が足りなくて彼女になれないのか。

いや、何があって私を側に置いておくのかすらも分からないのに、そんな事分かる筈がない。



「ね、三沢呼ばない?」

只今午前0時を過ぎたところ。
普通に考えて迷惑だし、つーか今あの人に会いたくない。


「三沢さんなんて呼ばなくて良いです。」

「えー、楽しそうなのに」

「多分泉さんが思ってるよりも大分白けた感じになりますよ」


エッチしろってのなら盛り上がれるだろうけど。

なんて、自分で思ってて大分切ない。



「藤ぃ、」

「何ですか?」

「もし三沢の彼女が、あんたの知ってる人だったらどうする?」


どうするって、何その質問。
もしかして、泉さんは何か知ってるのかな?



そう思ったけれど、何も聞けなかった。
だって、三沢さんの彼女の事なんてこれっぽっちも知りたくなかったから。


いつも通り、泉さんは頬杖を着きながらうとうとと頭を揺らして、意識の限界を告げた。


私も結構お酒が回っていたけれど、泉さんをベッドに運んでからリビングのソファへと身を投げた。






明日も仕事か―…
三沢さんに、会いたくないなぁ。




- 39 -
前n[*][#]次n
⇒しおり挿入
/57 n
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
[編集]
[←戻る]