bitter bitter sweet
ビターな女子会(2/5)



泉さんは、信用できる人だ。

私が入ったときから良く面倒を見てくれて、結婚するから辞めるかもしれないと言われたときには大号泣した。



「藤さん。お客さんいらっしゃいました」

「あ、はい。今いきます」


仕事は淡々と。

憧れだったはずの職業や空間は、いつの間にか日常に溶け込んだ。

そりゃあ遣り甲斐や楽しさはあるけれど、学生の時に夢見た日常とはかけ離れているし、正直給料も勤務時間に比例していない。

人間とは欲深い生き物だから、段々と日常に満足出来なくなるのだ。



それは、恋愛も同じ。

私はもう、二番なんてお断り。




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