bitter bitter sweet
ビターな女子会(1/5)
「なーに朝から修羅場ってんの」
にやにやしながら出勤してきたのは、三沢さんの一つ先輩でパート勤務の泉さん。
彼女は週に1、2回しか出勤してないから、会うのは久しぶりだった。
「はは…見ちゃいました?」
「ばっちり。三沢ってあんな大きい声出せるんだね」
確かに昨日から、今まで見たことなかった三沢さんが沢山現れる。
怒ったり、嫉妬したり。
それはこれまで私たちの間には一切無かった感情で、私自身どうして良いのかわからないままだった。
兎に角昨日(正確には今朝、)しっかりと決意したのは、もう三沢さんには流されないようにしようって事。
こんなにメリットの無い恋なんて、不毛なだけで虚しいから。
「今日旦那いないから家来る?」
話くらいは聞くよ、なんて相変わらず姉御みたいな泉さんの提案に、私は空かさず頷いた。
- 35 -前n[*]|[#]次n⇒しおり挿入
⇒作品レビュー
⇒モバスペBook
[編集]
[←戻る]