私って見る目ない\(^o^)/
[報告](1/6)

あまりの辛さに仕事が終わって家に帰宅したあと、床に寝転がって本当に色んなことを考えていました。




皐月「春菜そこ邪魔」


私「んー」


皐月「ご飯どうする?」


私「食べる。でもその前に散歩行きたいから着いて参れ」


皐月「はいはい」



散歩はしょっちゅう行くんだけど。

この日は久しぶりに手でも繋ぎます?って聞いたら、私の手がベタッてると言う理由で却下されました。悲しい

でも私がすぐ疲れて歩きたくなくなったので
近くの公園で休憩する事になりました。

綺麗な月明かりが出ていた夜の話です
(どんな雰囲気だ)




私「昔話してもいい?」


皐月「いいよ」


私「むかしむかし、ある所に皐月くんという男の子がいました。皐月くんは賢くて可愛い幼馴染に恋をしていましたが、全く相手にされていませんでした」


皐月「そんなこともあったな」


私「でもそんな時です。美しく、眩い春菜さんに出会ったのは」


皐月「おかしいやろ絶対笑」


私「ですが春菜さんには想い人がいました」


皐月「苦い思い出になるけどな」


私「言い方wwwwwwwww」


皐月「気にせず進めて」


私「それでも、いつの間にか春菜さんに惹かれていた皐月くんはある日告白をしました。そうすると春菜さんは何を思ったのか、完全に無視して違う話を始めたのです」


皐月「あれは未だに夢に出てくる」


私「とは言え、結局付き合う事になりますが」



皐月とのメモリーは、昨日の事のように思い返せます。


最初はじめて喋ったとき、何だか大人びていて取っ付きにくい人だな。影のリーダータイプかな?って思いました。笑


でもいつの間にか毎日喋るようになって
初めて電話した日?
こっちから掛け直すねって言われとき、気配り上手な人だなって思いました。

そして次第に、色んな事を一緒に経験していく内に仲良くなって

例えば勉強を教えてもらった時にはほんとに頭悪いんだねと真顔で言われた事もあったし

一緒に住み始めてからは、せめて靴下は洗濯機に入れてほしいと言われ続け

お互いを知っていく中で
こんな人間見たことないと引き気味で言われたこともありました。

あれなんか。

思い返せば、99パーセントの確率で迷惑をかけていますが、、

よくもまあ
愛想尽かされなかったものですね

びっくりです




私「そしてこの物語には続きがあります」


皐月「続きって?」


私「春菜さんは、散歩の途中で皐月さんにこう話しました」


皐月「ん?」


私「私と結婚してくれませんか?」



いきなりのお話に、何で急に??って思う人もいるかもしれませんが

そもそもちゃんとしたプロポーズの返事?をまだしてなくて(とは言っても、一旦は話がまとまってたけど咲の事があったのでかなり曖昧な形になってました)

それでも自分の中では勝手にもう少し経てば結婚するだろうなって思ってたけど

大切なことって、ちゃんと自分からも言わなくちゃいけないと思って。


それにね、、

実は私、咲との件があって仕事を辞めたくなりました。

だってちゃんと話に行ったとは言え、何をどう伝えれば正社員の話に繋がるの?って思うし

挙句の果てには咲のサポートまで頼まれて、なんだか地道に頑張ってるこっちが馬鹿らしく思えて。


以前だったら本当に心が折れてたかもしれないけど、そういえば皐月って私のせいで色々と大変な思いをしてるはずなのに仕事だけは弱音も吐かないでちゃんと頑張ってるなって思ったのと

これから先、働いて稼いだお金が自分だけじゃなくて二人の為に使える日が来るなら、それは素敵な事だと思ったので

やっぱり頑張らなきゃって思いました。


そして何より
これから先も一番近くで、ずっと一緒にいたかったので。




皐月「前に結婚の話したとき、ちゃんとした返事はもらえんくて。そのあと橘さんとの出来事があって誤解は無くなったけど、春菜からの返事はまだやったから」


私「ごめんね。先延ばしにして」


皐月「責めとるわけとちゃうよ。ただやっぱり俺は気にしてへんけど春菜が抱えてる理由は軽いもんじゃなかったし、もう一回自分の気持ちを伝えたら春菜自身がしんどい気がして何も言えんかった」


私「そこまで考えてもらえて嬉しいけど、ほんとに言うタイミングが掴めなかっただけの話で


皐月「色々あったもんな」


私「本当にね」





皐月「もう一回言います。俺と結婚してください」


私「喜んで」



月明かりがとても綺麗な夜の日の事でした。

こうして長い年月を重ね、二人は結ばれましたとさ。

めでたしめでたし




\(^o^)

そしてご報告が遅れましたが、無事入籍致しました。

長年モバスペを続けていますが、当初は匠とのラブロマンス(大袈裟)を綴っていたのに

未来では二人とも別々の道を歩いている事を昔の自分に教えてあげたいです。


そして昔から応援して下さった皆様や、この作品に初めて栞を挟んで下さった皆様。

これまでの大切な道のりを一つの物語として届けられるのも本当に皆様のおかげです。感謝してもしきれません。

本当にありがとうございます。大好きです


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