エガヲ


嘘つき仮面 (1/9)









夜中と打って変わって
昼間の零は弱音1つ吐かない頼れる奴だった。



「…弱いくせに……」


私は携帯を握り締め
部屋の隅で1人そう呟いていた。



はは…、私は彼奴の何を知ってんだよ…。



私は携帯を閉じ苦笑いをした。







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