瓶詰めの星降る夜
[星屑の話](1/1)
好きだった
なにが
とても好きだった
なにが
金平糖が
なんで
星が手の中にあるみたいで
世界が掌の上みたいで
からんころんかららんとさ
好きだった
なにが
とても好きだった
金平糖が
星空が
うん
吸い込まれるみたいでさ
綺麗だったの
いいや怖かったの
へんなひと
うんへんなわたし
からんころんかららんとさ
月のベッドで砂糖の塊をしゃぶる
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