別に顔が良いって訳じゃなくとも、 性格や頭が良かったり、 センスがあるってだけで、 モテる人はたくさんいる。 ――蓮は、 その真逆。 『――寧々ちゃん。』 簡単に言えば、イケメン。 超絶イケメン。 その笑顔はもはや魔物。 一度見てしまえば、 誰もがその虜になるに違いない。 ――でもこの10年あまり、 魔物は寝癖頭とメガネに封印されてきた。 その理由は、 ――私。 『蓮!髪はボサボサのままにしなさい!』 『こらっ、コンタクトなんてするんじゃないのっ!』 その煌めく瞳を 自分だけのものにするために 私は、蓮を ――超絶『地味野郎』に変えたんだ。 ⇒作品レビュー ⇒モバスペBook 戻る |