デートDVご存知ですか?
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それからも荒川さんからの暴力は続きました。


私に男の影があったり、荒川さんの電話に出られなかったり、LINEを返せなかったり


事あるごとに殴られました。



そしてある時荒川さんから授業中に十数件の電話がかかってきていました。


大切な授業だったので携帯をカバンにしまっていた私はその電話に出れませんでした。



この日は私はサークルの予定で、彼と会う約束をしていなかったのですが


恐る恐る電話に出てみると


「何してたの?なんで電話に出れないの?」


「授業だったから。ごめんね。どうしたの?」


「今から来て。」


私の学校から彼の学校への最寄駅は電車で20分ほどの距離でした。



その日はまだ授業が残っていて



「まだ授業あるし、今日はサークルだからいけないよ。」


「何で?俺よりサークルの方が大事なの?笑」


「そうはいってないけど



かなり怒っている様子で会いに行かないと、学校に来るかもしれない、それが怖かった私は彼の大学の近くまで行くことにしました。


「わかった。今から行く。」


「うん。いい子。早く来てね。待ってるから。」








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