激しい愛
[#xx6](1/10)




「…きろ。起きろ」



低くて心地いい声が上から聞こえる…

目を開けてみると、

「うっひょいっ」

トウキがいた。

驚きすぎて変な声出たじゃないか!

てかなんで私はトウキといるんだ?


あ、そうだ。車で膝枕されて「寝てろ」って言われてシトラスのいい香りで眠ってしまったんだ



トウキが車から降りたため私も一緒に降りると

超高級マンションと世間では呼ばれているマンションが目の前にあった


初めて見る超高級マンションに見とれていると、

「早く来い」

と言われトウキの元へ駆け寄った


フロントには厳つくて黒のスーツを着たtheヤクザ&SPみたいな男が2人いた


トウキと私はエレベーターに乗り込み、トウキが最上階のボタンを押す


へぇ〜やっぱり最上階なんだ

てか、最上階のボタンしかないんだけど!?はぁ!?


「ね、ねぇ、なんで最上階のボタンしかないの?」

「俺しか住んでいない」



って、はあ!?いくら何でも金持ちすぎない!?

やっぱりヤクザ様は超金持ちなのかい?

まさかのまさか!宝くじでも当てたのかい?


「宝くじ2回も当てたんだよ、母親が」


おい、まさかのお前もエスパーか!?


「私も宝くじ当てたいなー。宝くじ当てたら一生働かない」

「大丈夫だ、働く必要はない」


どういうこと?

お前には働けないとかいってる?

私一応バイトしてますけど?




________ウィーン


エレベーターが開くと、1つのドアがあった

そこにカードキー挿しドアを開けて、私を部屋に入れた

「今日から此処に住め」

靴を脱いだトウキは、リビングらしきところに向かって歩き始めた

私も靴を脱ぎ、慌てて追いかけた









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