「うぁぁぁぁあアあァああアア!!!」
ヒステリックな声色
母「ちょっ、笑美!」
ママが何を言ってもきこうとしない
「殺してええコロシテやるううう!!」
まあ夜11という時間でして
御近所迷惑なわけですよ
なのに。
「ぁぁぁぁああああ!!殺すぅぅうううう!!」
ちょっ!
近所迷惑だから!
おとなりさんにに怒られるから!
なーんて考えてる暇もないくらい、
その時の空気は張り詰めてた
ブリーチのかけ過ぎで、
バサバサの髪の毛
充血し、血走った目
全身は、震え
手のひらまで真っ青だった。
そして、
その笑美の左手には…
ほ!
ほ!!
…包丁!!!
このお話は、すべて実話です。