震災に関するお話です。
メディアでも浸透しているお話のようで書いて欲しいという要望を頂いたので書かせてもらいます。
私の友人Mさんは被災地に住んでます。
Mさんは津波により家と家族を亡くしました。
震災後三年は近くのスーパーで働いていました。
ある時の夏場、職場に忘れ物をしたため途中で引き返しました。
無事に忘れ物を取って帰路に着きました。
往復していたら時刻は夜11時過ぎになってしまいました。
ふと、道路脇に手を挙げてる女性がいました。
真夏なのにコートを着込んでいたみたいです。
「〇〇に行きたいんですが乗せてはもらえないですよね?」
と聞かれました。
不思議に思いながら後部座席に乗ってもらうと
その方は乗るなり
「私は死んでいますか?」
と聞かれたそうです。
ルームミラーで後ろを見るとたった今乗せたはずの女性はいなかったそうで。
帰宅してから後部座席を確認すると後部座席一面びっしょり濡れていたそうです。
丁重に拝んだそうです。
もし、同じような事があれば怖がらずに拝んであげてください。
突然の震災によりご自分が亡くなった事に気付いてない方もいるようです。
貴重な体験談ありがとうございます。