これは友人Oちゃんの話←
ショッキングな内容含むので心臓の弱い方は閲覧ご遠慮下さい。
ちなみにOちゃんには許可を頂き書いてます。
元々高校でいつめんだった私達。
私が婆ちゃん家に住むために引越してからは連絡取ったり取らなかったりでした。
久しぶりに成人式前に連絡がきて会わない?と言われて我が家に来てくれました。
元々凄い可愛くてふんわりした雰囲気のOちゃんでしたが久しぶりに会ったらかなりやつれてやせ細ってました。
私「何かあったの?」
Oちゃん「実は・・・」
内容は私が聞いてもショッキングなものでした。
高校3年の初め頃(私が辞めて引越した頃)Oちゃんは生理がとまりました。
検査薬をやったら陽性反応が。
当時Oちゃんには彼氏がいました。
彼氏に「妊娠したかも」と告げると彼氏とは音信不通になってしまいました。
産婦人科へは行けず、親にも言えずただ月日が流れました。
制服はスカートのアジャスターを伸ばしたり体育の時は学校を休み徐々に学校には行かなくなりました。
そして家に1人でいた時。
お腹が規則的に痛くなり始めた。
(陣痛ですね)
Oちゃんは(何とかしなきゃ)という一心でお風呂場に行きました。
漏れそうな感じがして出血していたのでシャワーを浴びながら片手で掴んで引っ張りだしたそうです。
大体50cmくらいの男の子がズルン!と出てきたそうです。
フンニャァァ!
フンニャァァ!
フンニャァァ!
大きな産声をあげました。
しかしOちゃんはバレなく無い一心で口を塞いだんです。
グゥゥ・・・グゥゥ・・・
喉からはこんな音がしたそうです。
その時でした。
ガチャッ!
Oちゃん母が帰って来たんです。
母「Oちゃん?いるのー?学校はー?」
お風呂場のドアが開けっ放しになっていたので外に湯気がもれていたのであっという間にバレました。
母「ちょっとあんた…何やってんの !?」
お風呂場には血塗れのOちゃんと紫に変色した赤ちゃんがいました。
その日の内に病院に行き赤ちゃんは亡くなり、Oちゃんは逮捕されました。
出てきてから私に会いに来てくれた流れでした。
Oちゃん「あれからねずっと赤ちゃんの泣き声がずっと聞こえるの。寝てる時もしょっちゅう金縛りにあう。罰当たりだね…私 」
私「供養はちゃんとしたの?」
Oちゃん「出来てない。」
私「ちゃんとしなきゃ。」
近くで供養やってるところがあったのですぐ行きました。
お経を聞いてる時に赤ちゃんの声がずっと聞こえていてOちゃんはずっと泣いてました。
最後に小さく
ママ バイバイ
と聞こえました。
骨は自分の家のお墓に入れるということだったのでそれは家でやると言ってました。
未だに片手で引きずり出す時の夢を見てしまうらしく必死で向き合っています。