確か中学生くらいの時の体験談←
ノート見て思い出したので書きます。
部活終わった後だったから夕方くらいでした。
いつも通り自転車通学で帰路につくとちょっと先に赤いランドセルを背負った女の子がいました。
向かう先が同じだったので私が自転車を押しながらついて行ってるみたいな感じでした。
この時私は急な上り坂だったので部活終わって疲れていて自転車を押してたんですね。
すると、前にいた女の子がヒラヒラッと何かを落としました。
無地のレースのハンカチでした。
私「そこの子!落としたよ!」
私はハンカチを拾ってそう叫びました。
しかしその子は聞こえてないのか無視してるのか先に歩いて行ってしまうんです。
私「ちょっと…待って!落としたよ!」
必死に呼び止めて走りますがなかなか追いつきません。
ゼーゼーしながらやっと追いつきました。
私「ねぇっ!ハンカチッ!!」
そう言いながらその子の右手を掴みました。
グニャリ
そんな表現がぴったり合いました。
その女の子の手が私の手の中で原形を留めずぐにゃぐにゃになっていたんです。
(握力強いとかそういう問題じゃない)
私「は?え?ちょ、なに?!」
最初テレビのドッキリかなんかだと思いました。
女の子は振り向きもせず
キヒヒヒヒ…
という奇声を発して走り去りました。
気付けば持っていたハンカチも無くなっていました。
そもそもあれは小学生の女の子だったのか?
その後、お風呂に入って手を洗ったらベタベタしていたのはなくなりました。
しかし、その後私はなんて事無いところで転んで左手を骨折しました。