やさしい絵本
[花](1/19)
よみがえれ。
池のほとりに一輪の花がありました。
それは誰が見ても溜め息をつくほど美しい花でした。
どのくらい美しいかというと細く華奢な体に対し
純白の花びらがこぼれ落ちるほど幾重にも重なって
光に当たればごく薄く七色に光って見えるのです。
花を見た者たちはみなその美しく凛と佇む姿を賛美しました。
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