5[晴れる日](1/14)
陽向は家路についていた
もうそろそろ７時だ
結局、学校を出たのは６時４５分位だった
｢暗い…｣
真澄と深頼に嬉しい事を言われたので
気分は晴れやかだったが
なんと言われようが、不安なものは不安
なにをすれば良いのかも知らない
(不良を取り締まるって事は、片っ端から潰してけばいいの？
なんか、婦警さんみたいにピッピーてやればいいの？)
なんて、バカな事を考えていたが
考えてもラチがあかないので、今日は全てスルーする事にした
しかし、現実はそう甘くない
現実は音となり陽向の耳に飛び込んで来た
｢痛ッ!!｣
｢オラァ!!金出せよ、金ぇ!!｣
(なんで!?え、まぢなんで？)
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