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★[日常★](1/7)

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今日も母の声が家中に響いて目が覚める。

体を起こし、布団から抜け出す。

カーテンを開けると、沢山の光が部屋に注がれ、自分の体を芯から温める。

両手を頭の上で組み、ゆっくりと背伸びをすると、下から再び母の声がした。

｢早く起きなさい!! 世架!!｣


もう起きとるっつーの！

階段を下りて、洗面所で顔を洗うことで改めて意識がはっきりとする。


リビングに行くと、母が一人でお弁当を作っていた。


毎日、ありがとな。


そう心で呟く。

視線を食卓に向けると、サンドイッチと紅茶があり、テレビでは天気予報が流れていた。


サンドイッチを一気に食べ、湯気の出ている紅茶を少しずつ飲む。

今日は快晴、気温は少し低めか。


それから、再び洗面所に行き、歯磨きをしながらリビングに戻る。

さらに、テレビの左上に表示されている時計を気にしながら制服に着替える。


すると突然、テレビの画面が切り替わり臨時ニュースが流れ出した。


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