康「温かいうちに、どうぞ」
白いティーカップにはミルクティーが注がれていた
紅茶どくとくの香りで、さっきまでの不安はどこかへと消えていた
こくっ
口に含んだ瞬間ミルクの甘みが紅茶の香りと、ちょうどいいバランスで心も温まる感覚だった
康「僕は紅茶にね、ホイップは入れないで練乳を入れるんだ」
桜「だからこんなに甘いんですね!!」
こくっ、こくっ
康「少し時間がかかるから雑談でもしようか…」
時間…?なんの!?
桜「時間がかかるって…どういう事ですか??」
康「あぁ…気にしないで。そういえば和歌山って……」
康の話聞いると、心臓の鼓動が早くなり息も荒くなってきた
桜「せ……んせ…ハァ……ハァ…」
康「時間がきたようだね……」
- 62 - ⇒しおり挿入
前n[*]|[#]次n
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
[編集]
[←戻る]