☆訪問者 (1/2)
ピンポーン
夜12時
そろそろ寝ようかななんて考えてたのに
このインターホンのおかげで出来なかった
「はーい、どちらさ…ま」
『よっ俺』
「……すみません、どちらさまでしょうか」
『今日会ったばかりの彼氏のこと忘れんのかよ?彩乃ちゃんは』
「…今何時だと思って…ってなんで!?びしょびしょじゃん!傘は!?」
『風で吹き飛ばされた(ニコッ』
ニコッじゃねえだろー!!!!
「と、とりあえず入って!まずはお風呂行って!」
『あ、ああサンキュ』
疾風をお風呂にやってから
あれこれと疑問がわく
なんで家知ってるんだ?
教えたことないのに
なんでこの時間に来るんだ?
約束もしてないし
「あーあ、廊下びしょびしょ」
やること増えちゃったじゃんか!!
寝たかったのに!!
「にしてもすごい雨……」
雷とか鳴らないよね!?
『彩乃お風呂ありがとな』
「ああ、うん。でもなんで?」
『お前が雷怖がるんじゃないかなと思って。今日の天気予報で雷雨に注意って言ってたし。』
「あたしが雷苦手って知ってたの?」
『授業中あんだけびびってたら気づくだろ』
「……マジデスカ」
じゃあ、あたしのために
こんな雨の中わざわざ来てくれたの?
「……ありがとう」
『お?惚れ直した?』
「全然」
『即答かよ。この雨の中来てやったのに』
「もう惚れ直すところもないくらい惚れてるから。知らなかった?」
『−っ////』
耳元で囁いてやれば
真っ赤に顔を染めた彼氏
真夜中の訪問者
それは大好きな彼氏でした
→おまけ
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