蛟神社物語−星花降る夜−
十六[神長](1/2)
尊緑「お呼びですか。神長様。」
神長「尊緑、何故御霊天送りをした?」
尊緑「そうするのが一番だと思ったからでございます。」
神長「何故そう思った?」
尊緑「あのまま風美さんの御霊をほって置けば、風白さんは邪神と化し災いを巻き起こしてしまいます。故に御霊天送りを行いました。」
神長「成る程。分かった。」
尊緑「神長様。風白さんと風美さんの居る所を教えていただけませんか?」
神長「良かろう。」
神長はそう言うと、 尊緑の頭に手を置き、尊緑の頭の中に風白の居場所までの地図を送った。
尊緑「ありがとうございます。」
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