蛟神社物語−星花降る夜−
五.[二人暮らし ](1/2)
朝。私は目が覚めて驚いた。・・・・・隣で知らない男が寝てる?!

星花「きゃあああ!!」
尊緑「う・・・んおはよう。星花。」
星花「おはよう。じゃない!!なんで隣で寝てるの!!」

尊緑「だって一緒にいないと、星花を守れないでしょう。」

星花「だからって隣で寝ることないでしょ!!隣の部屋で寝るとか!!」

こうなった原因は昨日にさかのぼる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
色々な説明をしたあと尊緑が言った。

尊緑「星花。泊まっていきなよ。」

星花「は?なんで??」
尊緑「もう夜も遅いし。」

星花「だったら尊緑が家に送ってくれればいい。」

尊緑「何?送ってほしいの?困ったなあ。送り狼にな「やっぱりいい。一人で帰る。家がばれるのやだし。」


星花はそう言うと一人で帰ろうとした。


尊緑「一人で帰るのはやめた方がいい。」

星花「なんで?」

尊緑「夜は魔物の力が強くなる。だからやめた方がいい。」

星花「はぁ。・・・・じゃあ家まで送って。」

尊緑「それは出来ない。僕はここを守る必要が有るから。」

星花「じゃあどうしろっていうの。」

尊緑「だから泊まっていきなって。」

星花「・・・・変なことしないでよ。」


結局、星花が折れ昨日はこの神社に泊まる事になったのだ。


星花「あたし言ったよね?変なことしないでよって。」

尊緑「何もしてないよ。」

星花「だからって隣で寝ることないでしょ。」




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