見てはいけないあとがき

[無慈悲な凶弾](1/8)



ピンポーン




翌午前10時。

呼び鈴がなった。


今朝は九条さんがうちに来ることになっていた。







九条さんはあれから一晩経った今も、ひどくやつれた様子だった。


たぶん、昨日はあまり眠れなかったんだろう。

……僕と同じく。





「これで、何が何でも解決しなくちゃいけない問題になっちまったな、おまえにとっても」




「どっちみち、九条さんのことを柚希さんに頼まれてますから。似たようなもんです」





一晩で覚悟は決まった。


最期の瞬間まで足掻(あが)く。




それが僕の出した結論だった。


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