[電話越しの悪夢](2/6)
「家まで送るか?」
「いや、女じゃあるまいし。それに今はおまえだって危ないだろ。家にいろよ」
日が長いといっても、三木を送れば帰りは夕暮れ時だ。
交通事故の多い時間帯だというし、できればその時間に出歩きたくはない。
「いいか三木、さっき言ったこと、忘れんなよ」
「わかってるよ。家帰ったら、もうこの夏は外には出ねぇ」
そういって、三木はうちを出て行った。
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