‡摂食障害 (1/1)
食事の量が極端に減る
『拒食症』
(神経性無食欲症)
と、異常に増える
『過食症』
(神経性大食症)
を合わせて『摂食障害』
と言います。
拒食と過食は一見正反対の行動ですが、どちらとも根底には『やせたい』という強烈な願望があり、食行動異常と考えられています。
摂食障害は、最近急増する傾向が見られます。
拒食症は主に若い女性に起こる病気で、特に中学生辺りから高校生までに多く見られます。
■症状■
『拒食症や過食症』
@肥満を恐怖し、減量し続け標準体重以下でも
『太っている』という思い込みから抜け出せなくなります。
A食べるのがやめられなくなり、一度に大量のものを食べる行為を繰り返します。
B食べては吐いてを繰り返します。
また、食べても吐けない人もいます。
■身体症状■
栄養失調に陥り、無月経、低体温、低血圧、貧血、脱毛、嘔吐による食道炎、腎機能障害などがあらわれます。
食欲が異常に高まる
『過食発作』が起こり、拒食と過食を繰り返す事もよくあります。
■過食症■
時々急に暴食する過食発作が特徴です。
食べ物を胃に流し込むように入れるもので、特に
『甘いもの』を食べようとします。
しかし『太りたくない』
という欲求が強い為、暴食の直後、断食・激しい運動・食べたものを吐き出すなど、体重を減らそうとする事もあります。
■原因■
痩せている事を美しいとする、社会的風潮からによるもの。
過食症もダイエットに耐えれなくなり、逆に過食になる事があります。(リバウンド)
暴食から過食症に発展するケースもあります。
感情のコントロール
(憂鬱な気分・不安・孤独)
を過食によって晴らそうとするものです。
遺伝…体質的なもの
思春期の拒食症は、成熟に対する葛藤や拒否感も指摘されています。
母親が支配である。
逆に構ってもらえない。
本人にしかわからない事もあります。
■治療■
拒食症が悪化すると
『生命が危険になる』
事もあります。
状態によっては入院が必要となり、点滴による栄養補給が行われます。
■薬物療法■
抗うつ薬、抗精神病薬、抗てんかん薬などが用いられ、補助的に
『総合ビタミン薬』が用いられる場合もあります。
■対応■
拒食症は一般的に治療意欲に欠ける事が多く、家族の理解と協力が最も大事です。
本人の心理状態・感情に十分配慮してください。
そして、拒食症は
『死亡の危険もある』
病気という事を話して、治療意識を高めるようにしましょう。
拒食症も人に食事を強制したり、過食症の人に対して食べ物を隠したりすると逆効果になります。
また拒食症・過食症とも
『自殺を計る』恐れもあるので注意が必要です。
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