ガールズルームno.9
[第5話 Fantastic Plastic](1/1)
#ガールズルームno.9 5
Fantastic Plastic

21198月終戦記念日
気温24湿度28% 南西の風やや強め 夕刻 樺太オノル野外音楽堂

言葉の全く通じない、新文明人をモナミは、プーチン族と名付けた。
原住民のプーチン族は兎に角、説明不可能なガジェットを色々持っていた。


僕とモナミは、オノルの公園に
使えそうな楽器や機材を運んで、
野外音楽堂をつくった。
チョーカッケー野外音楽堂


初夏の頃より今も、エブリデイ46時中
誰れかが、そこで、演奏していた

バッハからサティーまでのClassic
ピアノソロからフルオケ
Jazz ボサノヴァ Techno Jpop 昭和歌謡 演歌 琉球音楽 ブリティッシュロック ベビーメタル ブルガリアンボイス、、、、、、etc


空気クレオンでモナミが、
虹を描いて
僕は電気grooveの虹を演奏したり

ヤプーズ計画の肉屋のように、を
モナミが歌いながら
僕は、ゲルニカを描いてたり

プーチン族の奇妙な楽器や奇妙な音階の演奏も楽しかった、夏休みだった


一番
カッケー演奏は
オクターブ2のソとオクターブ4のドの音が出ない、壊れたアップライトピアノでモナミが演奏した

坂本龍一の千のナイフだった

モナミのピアノは矢野顕子みたに、ヘンテコな和音とノリで
原曲よりJazy
チョーカッケー 千のナイフだった。





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