無表情の心理学専攻者
§[鯉。濃い。来い。恋。](1/7)
私「……藍屋さん?」
そう名前を呟くと静かに振り向きました。
藍「…夜森………」
名前を読んでにこりと微笑む藍屋さんは相変わらず上品です。
遠慮がちに、少し離れた椅子に私は腰かけました。
私「綺麗な半月ですね」
藍「……あぁ。」
本当は城崎夏菜ちゃんの事が聞きたくてしょうがありませんでした。
そんな事を思ってると読み取ったのか、藍屋さんは話し出しました。
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