何も言えなくなるコピペ
園芸コーナーでの仕事(1/1)





No.18 
「園芸コーナーでの仕事」 


ニート生活に終止符を打ちようやく見つけた仕事は、大型スーパーの園芸コーナーで時給850円のバイトだった 
土や鉢などの荷物を運ぶ肉体作業がほとんどだが、コミュ力ゼロで人見知りの激しい俺には適した仕事だった 
ある日一組の家族連れが車で買い物にきた。そのファミリーの父親は俺の中学時代の同級生だった 
勉強もスポーツも出来ない暗いダメ男で、クラスで下の地位だった俺でも馬鹿にできる数少ない奴だった 
その最底辺だった奴が地味だが優しそうな奥さんと5歳くらいの女の子を連れていた 
なんでもマンションのベランダでガーデニングをしているらしい 
「次は何植えよっか?」「チューリップ!」「パパは枝豆がいいなあ」「ダメ!」と楽しそうに話していた 
俺は店長に「頭痛と吐き気がするのでちょっと休ませて下さい」と休憩をもらった 
でも、それは仮病じゃなかった。本当に気持ち悪くなりトイレで少し吐いた 







- 18 -
 
前n[*][#]次n
 
bookmark
/221 n
 
 
⇒作品?レビュー
⇒モバスペ?Book?
 
[edit]
 
[←戻る]