とある町中の喫茶店で。
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cafe.8[ 花火大会の夜。](1/17)
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「て、ことで。

頼みますよ!店長!!!」



「却下」



「えぇぇぇぇえ!!!」




相変わらずの爽やかスマイルで、さらりと断った店長に俺は愕然とする



「お願いしますよ!!!

俺は今日にかけてるんですっ!!!」



そう言いながら必死に懇願すれば、店長は「へー…」とうっすら笑みを浮かべる



「告白するの?」



「…。




…は、はあ!?ち、違いますよっ!!!こ、告白なんてしません!!!」


「だったら、却下」





俺の肩にポン、と手を置いたと思えば。
腹をくくれ。男だろ?なんて耳元で呟いた店長



「…。」



俺は呆然と立ち尽くし、




そして我に返っては







無理に決まってんだろぉぉぉぉお!!!





なんて嘆いてた。


もちろん、店内に響かないように心の中で。だけど





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