実話 パチスロゴト師
★[拘置所](1/2)
取り調べも全部終わって裁判待ちになったら拘置所に移されるのですが留置所と違って厳しいと聞いているので少しでも留置所に残っていたいのですが、とうとう移動の日が来てしまいました。
所持品のチェックをして車に乗って行きました。
裁判所の隣にあったと思いますが着いたら順番にボディーチェックをして中に入って行きました。
廊下では私語は禁止で前から人が来たら止まって壁の方に体を向けて通りすぎるまで動いたらダメで歩いている時は横を見るのもダメでした。
何よりも嫌だったのが真夏なのにエアコンが無いのが最悪でした。
廊下を歩いていたら途中の部屋に出口君がいるのが分かりました。他にも何人か留置所で一緒だった人も見かけたのですが話す事など無理でした。
僕の入る部屋の前に着いたので看守が鍵を開けて中に入りました。
中には3人いて若い人が二人とおじさんが一人で全員暑いので上半身裸でした。
一応『宜しくお願いします』と言って挨拶したら、おじさんが『暑いからシャツ脱いだらいいよ』と言ったので僕も脱ぎました。
若い人は一人は太田君で覚醒剤で捕まったらしく、もう一人は曽我君で自動販売機荒らしで、おじさんは障害で、今回はみんなバラバラの犯罪でした。
最初はだいたい何で捕まったか話すのだと思います、僕もゴトで捕まった事を話しました。
ちょっとしたら夕食になったのでテーブルを出して待っていたら食事が来ました。
拘置所の食事も僕は美味しかったです。
食事が終わったら片付けをみんなにでするらしく部屋の中にある台所で食器を洗って棚に置いて乾かすのをやってました。
しかし、とにかく暑かったです。
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